2012.04.20 Friday
おばあちゃん。
4月19日午前11時。
静かに息を引き取りました。
苦しまなくて良かったよ。
と。母からのメール。
お昼休みにきたメールで、泣きそうになるのをグッとこらえた。
本当は、「さみしいよぉ」って声を出して泣きたいくらいだった。
職場からの帰りも、電車のなかで涙がじわじわにじんできてしまった。
こらえきれず、夕食時に泣いてしまった。
ら。
こどもが不思議そうに、ちょっと心配そうに私を見て「ママ!ママ!」と慰めてくれているようだった。
おばあちゃん。
きっと、おじいちゃんが「おいっ。」って言ったんでしょ?
だから、「はい。」っって答えたんでしょ?
チロも一緒だったかな?
おばあちゃん。
おばあちゃんの手のやわらかな優しい感触と、温かなぬくもりは、いまもしっかり覚えてるよ。
私のことは、ずっと心配させちゃってたね。
ごめんね。
「にこちゃん、いけなかったね。」って。
手をそっと握ってくれたのに、胸が苦しくて、「ありがとう」も何も言えなくて。
ごめんね。
おじいちゃんが亡くなって7年以上経つのに、いまもありありと茶の間にふたりの姿を思い出せるよ。
だから、やっぱりさみしいよ。
おばあちゃん。
本当のところは苦しくなかったのか分からないけど、最期を家で迎えられて良かったね。
まわりに、子どもたち居てくれたんだってね。
いっぱい苦労してきたんだと思うけど、最期「幸せだったな」って思えてたらいいな。
おばあちゃんの孫でよかった。
また生まれ変わることがるのなら、やっぱりおばあちゃんの孫がいい。
子どもの体調がまだ万全でなくて、お通夜にも告別式にも出席できなくて。
ごめんね。
この前会ったとき、もっとちゃんとおばあちゃんの手をぎゅ〜って握っておけば良かったよ。
なんか、そういうこと素直に出来なくて。
後悔しちゃたよ。
おばあちゃん、元気でね。
またね。